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Solarisのネットワーク設定について説明します。 ■IPアドレス、ネットマスク Solarisはサーバーとして利用することが多いので、ここでは固定IPアドレスで設定する場合についてのみ説明し、DHCPを使用する場合は省略します。 関係する設定ファイルは下記のとおりです。
実際のV100の場合の設定例を以下に記載します。 /etc/hostname.dmfe0 terra-dmfe0
/etc/hostname.dmfe1 terra-dmfe1
/etc/nodename terra
/etc/inet/hosts 127.0.0.1 localhost loghost
192.168.100.10 terra-dmfe0 terra
192.168.200.10 terra-dmfe1
192.168.100.1 router1
192.168.100.2 router2
/etc/inet/netmasks 192.168.100.0 255.255.255.0
192.168.200.0 255.255.255.0
192.168.150.0 255.255.255.0
■ルーティング (1)関係する設定ファイルは下記のとおりです。
(2)静的なルーティングを行う場合の設定例 /etc/defaultrouter router1
/etc/gateways /etc/notrouter ルータとして構成する場合は、/etc/gateways、構成しない場合は、/etc/notrouterの空のファイルを作成してください。(厳密に言うと両方とも不要な場合もありますが、省略します。)
(3)動的なルーティングを行う場合の設定例 /etc/defaultrouter ファイルを作成しない、あるいは、空ファイルにします。
/etc/gateways /etc/notrouter ルータとして構成する場合は、/etc/gateways、構成しない場合は、/etc/notrouterの空のファイルを作成してください。(厳密に言うと両方とも不要な場合もありますが、省略します。)
(4)静的なルーティング情報を追加する方法 /etc/rc2.d/S72inetsvc #ファイルの最後の方に、マルチキャスト用のルーティングの追加がありますので、その直後ぐらいに追加してください。
(
echo "Setting IPv4 interface for XXXX:" \
"add net 192.168.150: gateway router2" /usr/sbin/route add net 192.168.150 router2>/dev/null
) & ■ネームサービス /etc/nsswitch.confに、使用するネームサービスを記述します。ネームサービスとしては、files,dns,nis,nisplus,ldapが利用できます。各ネームサービスに対応したnsswitch.confの構成ファイル例が、/etc/nsswitch.xxxx (xxxx=files,dns,nis,nisplus,ldap)にあります。 利用したいネームサービスに対応した構成ファイル例を/etc/nsswitch.confにコピーして利用すれば良いでしょう。例えば、ホスト名の解決を、/etc/inet/hosts,dnsの順に検索したい場合は、/etc/nsswitch.dnsを/etc/nsswitch.confにコピーして利用します。 また、dnsを使用する場合は、/etc/resolv.confの設定も必要です。 /etc/resolv.conf domain mydomain.com <-- ドメイン名です。
nameserver 0.0.0.0 <-- ネームサーバーが自マシンの場合。 nameserver 111.22.3.5 <-- ネームサーバーが他マシンの場合、そのIPアドレス。 |