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投稿者:abcadmin 投稿日時:2009/10/06(火) 18:05
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パーティションを決めるときは、十分に検討してからにしましょう。
パーティションサイズを変更するには、基本的にインストールをやり直すことになります。運用開始後に行うには、現行のデータのバックアップをとり、インストールをやり直してパーティションサイズを変更、バックアップしたデータのリストアという手順になり、大変面倒です。
パーティションは、ファイルシステムのチェックの単位であったり、バックアップの単位であったりしますので、煩雑に更新されるものと、ほとんど更新されないものとを適切に分ける必要があります。
最低限、以下のパーティションに分割するようにしたらよいでしょう。
/ すべてのファイルシステムのルートになり、コマンドやライブラリ、設定ファイル等が置かれます。
/opt アプリケーションソフトをインストールします。
/var ログや作業ファイルのような常に変化するようなファイルが置かれます。
/export/home ユーザーのホームディレクトリが置かれます。
swap 仮想記憶用と、/tmpディレクトリ用に使用されます。仮想メモリの総容量=実メモリ容量+swap容量-/tmp使用量、となります。環境によりますが、実メモリの1~3倍程度の範囲で設定すれば良いと思います。ちなみに、V100のメモリ1GBの場合、swapには2GBの割り当てとなっていました。